韓国系企業勤務が教える!韓国語を活かして転職する方法【応募書類作成編】

アンニョンハセヨ!

今日は韓国語と仕事についてです。
やはりある程度韓国語ができるようになったら、語学を活かした仕事がしてみたいと思う人も多いのではないかと思います。

ただ、求人情報ってどうやって集めるの?面接の志望動機ってどうやって考えればいいの?などいろいろとわからないことも多いですよね。

実は韓国系企業の人事として働いている私が、新鮮な情報をお伝えしたいと思います。
ここでは【応募書類作成の方法】をお届けします。



履歴書・職務経歴書作成の基礎知識

当たり前すぎるとも言われそうですが…語学というよりかは基本的なところから説明したいと思います。

応募したい企業が見つかったら、まずは自分自身の情報を記載する、「履歴書」と「職務経歴書」を用意する必要があります。

企業にもよるかもしれませんが、PCで作成することをおすすめします。
理由としては、おそらく殆どの企業で応募書類はデータで管理しており、応募時も履歴書・職務経歴書をデータ添付する流れになっているためです。

できればこの写真のように手書きではなく、PC作成のほうがベターです!

手書き&スキャンしてデータ化でも悪くはないと思いますが、そもそもその工程に手がかかるのではないかなというのと、正直「ITリテラシー、大丈夫だろうか?」とちょっと心配になります。。

もし企業から「履歴書・職務経歴書を送ってください」と言われたら、「メールに返信添付してほしい」という意味だと捉えて大丈夫です!(切手貼って送らなくて大丈夫!)

そして、一度作成しておけば住所や学歴、過去の職務経歴などはめったに変わるものではないので、次回使う時にも呼び出せて便利です。

履歴書・職務経歴書の基礎知識
・手書きではなく、PCで作成しよう
・データでの送付が主流
・作ったデータは保存しておこう 

履歴書・職務経歴書の入手方法

履歴書は「履歴書 テンプレート」や「履歴書 フォーマット」などでGoogle検索をしてみると沢山出てきます。

職務経歴書も同様にテンプレートやフォーマットという言葉で検索をしてみるとすぐに見つかりますので、自分の使いやすいものをダウンロードしてみて下さい。

リクナビNEXTさんのサイトに履歴書・職務経歴書のフォーマットが用意されており無料で利用できますので、ぜひ必要な方は使ってみて下さい。

履歴書・職務経歴書テンプレート

志望動機の書き方

履歴書ではここが一番頭を悩ませるところですよね。
この記事のテーマが”転職”なので、前提として職歴があるものとします。

転職では基本的に「自分の持っているスキル」を次の会社でも活かすことになりますので、あらかた下記の流れで作成してみて下さい。

①自分自身のスキルの洗い出し
(過去にどんな業務をしていて何が出来るか、何が得意かなど)

②応募に至った経緯
(他社ではなく、なぜその会社なのか)

③応募したい募集ポジションの求人票をしっかり読み込む

④応募に至った経緯と、応募する求人に自身の持つスキルや経験が活かせることを書く 

作成順序として、先に職務経歴書を作成することで過去業務の洗い出しができるので、履歴書の前に職務経歴書から作るのもよいかもしれません。

また、その会社のサービスを利用していて思ったことや感想を率直に伝えたりすることも良いかと思います。

やりがちなNG例

ここではよくやってしまいがちなNG例をまとめます。
全く悪いわけではないですが、あまり良い印象を受けないケースもあるよということで参考程度に見て頂ければと思います。

・留学で身につけた語学を活かして働きたい
→語学以外で何ができるのだろう?

・これから業務について学んでいきたい
→新卒ではないので、そこまで手厚く教えられる会社を探すのが難しいかも…

前提としてあくまでも”転職”を扱うので少し厳しめになってしまいますが、語学ができる人は本当に沢山いる中で、自分がその企業に対してどういう価値が提供できるのかというメッセージを明確に伝えられないと「ただ語学を使いたいだけの人」として、書類選考や面接に通るのが難しくなってしまいます。

本人希望記入欄に何を書けばよい?

履歴書の最後の部分ですね。
特に書くことがなければ特段気にすることはない欄ですが、あらかじめ知らせておきたいこと企業側も知っておいた方が助かるであろうことについては記載をしたほうが良いです。

例えば
・現住所から勤務地まで通えそうもない距離の時
→内定後はオフィス近郊に引っ越し予定です。

・出社を希望しない場合
→リモート勤務を希望します。

・希望勤務時間など
→〇歳の子供がおり、保育園に通っているため〇時までの勤務を希望します。 

書類選考に進む前に確認が必要になったり、選考が進んでから勤務条件の希望が違うと分かることで自分自身と企業の双方の時間が無駄になってしまう事もあるため、できればあらかじめ希望はしっかりと書いたほうが良いです。

職務経歴書の書き方

 

次は職務経歴書の作成になります。
職務経歴書の内容は本当に重要ですのでポイントを押さえてしっかり作成をして臨みたいところです!

ポイントとしては下記3点になります。

職務経歴書作成のポイント
・直近の経験から書く

・経験業務内容は箇条書きに
・実績は数値で出そう

まず、「直近の経験から書く」についてご説明します。
全体的な経験ももちろん大事なのですが、書類選考や面接をする人は「直近で何をしていたか?」を一番重要視しています。

なので、例えばA社・B社の2社で働いた経験があり、A社で最近まで働いていた場合には職務経歴書に書く順番は「A社→B社の順番」になります。

 

続いては「経験業務内容は箇条書きに」についてです。
文章で長くつらつらと書くよりは、一目で見て分かりやすいほうが好まれると思います。

・企画書の作成
・リサーチ、分析業務
・KPIの策定

業務内容を箇条書きにした後に、〇〇というポジションで▲▲という業務を行い、□□という成果を得ることができたなどの文章を補足するのは全く問題ありません。

 

そして最後の3つ目、「実績は数値で出そう」です。
お客様に喜ばれた、同僚から働きやすいと言われたなどのエピソードももちろん悪くはないのですが、ともすると主観的なものになってしまうので、成果や実績は数値で出せる方が説得力が増します。

分かりやすい例でいうとこんな感じです。
売上実績:前年比160%(8500万円達成)
成約件数:目標20件のところ28件受注

例えば経験した業務内容上、実績などが出しにくかったとしても「メール処理1日100~150件」などでも十分アピールになると思いますので、極力数値で出せるところは書いてあげると良いと思います。

まとめ

韓国語を活かすと言いつつ結構基本的な心構えや書類作成方法になってしまいましたが、別記事で求人の探し方やおすすめエージェントなどもお伝えしていけたらと思っていますので、もし韓国系企業への就職をお考えの方は引き続き見て頂ければ嬉しいです。

それでは안녕히 계세요~!