韓国系企業勤務が教える!韓国語を活かして転職する方法【面接対策編】

アンニョンハセヨ!
今日は書類作成編に続いて面接対策編をご紹介したいと思います。
韓国語を使った仕事に興味のある方はよろしければ参考にして頂ければと思います。



面接形式について

オンラインで完結する企業、最終面接だけオフィスで実施する企業など面接の形式は様々ですが、一次面接は概ねオンラインで実施する企業が多い印象です。
どの企業もほぼこの3つの中のどれかのツールを使っていると思います。

主要オンラインツール
・zoom
・Google Meet
・Microsoft Teams

企業から面接日程が確定するとURLが送られてくるかと思いますが、当日接続をする時には、イヤホン接続をしたほうが聞き取りやすいのと、過去に使った表示名がそのまま出てしまうこともありますので、当日の接続前に一度確認しておくことをおすすめします。

また、実施場所は自宅などWi-Fi環境が整った、静かな場所での実施が望ましいです。カフェなどでは周りのノイズが思った以上にひどく、やりとりに支障がでるため、面接を再調整することにもなりかねません。

服装について

オフィスでの面接案内に「服装:指定なし」とか「自由」などと書かれている場合もあり、悩んでしまうこともあるかと思います。
基本的にはスーツやジャケットなど、清潔感のあるフォーマルな服装で行けば問題ありません!

面接の流れについて

基本的な面接の流れは下記のようになります。

①会社や業務内容の説明
②自己紹介
③質疑応答
④企業や業務に対しての質問など

正社員であれば二次面接や三次面接まで行われることが多いかと思いますが、基本的には企業側から業務内容の説明があってから、自己紹介・質疑応答に進んでいく上記のような流れが多いかと思います。

自己紹介について

長くても2~3分程度でこれまでの経歴を伝えるようにします。

・どんな会社で、どんな役割で、どのような仕事を、どのくらいの期間仕事をしていたのか
・なぜ転職を考えるに至ったか

長くなりすぎないように簡潔に伝えます。
なぜその業界を選んだのかを合わせて伝えても良いと思います。

質疑応答について

 

応募時の履歴書や職務経歴書、また面接での自己紹介などを基に、面接官からの質問があります。

・志望動機
・自身の強みや得意だと思うこと
・弱みや苦手なこと
・これまでの仕事で最も成し遂げたと思うこと
・仕事で一番大変だったエピソード

など、鉄板で聞かれるようなことに関しては、あらかじめ答えられる準備をしておいた方がスムーズに回答できると思います。

ですが!カンペを用意して手元を見て答えたり、一言一句暗記までする必要はないかなと思います。
(すごく用意してきた感じが出るので、良し悪しあるかなと感じます)

韓国語で回答を用意しておくべき?

業務で韓国語を使う場合には、語学のスキルチェックを兼ねてネイティブや韓国語ができる人が同席するケースも多いです。

面接の全てを韓国語で進行することはさすがに無いかと思いますが、聞かれやすい質問については韓国語で答える対策をしておいたほうが急に振られても焦らずに済みますので、用意をしておきましょう。

・韓国語を始めたきっかけ
・どうやって勉強したか?(独学や授業、留学など)
・ハングルのキーボード入力は問題ないか
・韓国語でメールのやりとりをしたことはあるか

最後の質問はしたほうが良い?

面接の最後に必ず聞かれる「何か質問はありますか?」ですが、「一つくらい質問をしないと印象が悪いかも」なんて言われることもありますよね。

答えとしては「疑問点や確認したいことがあれば聞く」というスタンスで全く問題なく、本っ当に聞くことがなければひねり出してまで聞く必要はないです。

「先ほど業務内容など丁寧にご説明頂いて理解が深まったので、現時点では特に質問はありません。」など、若干言い方に気を付けると良いかなと思う程度かなと思います。(特にこの言い方一つで当落が決まるわけではないです)

給与面についてはまだ採用が決まっているわけではないのと、内定後に交渉ができるので、この段階では特に金額面などの条件に自分から触れる必要はないと思います。

エージェントは使うべき?

転職活動でエージェントを利用するべきか、というところについては断然「YES」です。
企業としては「良い方」を採用したいので、どこの経由で応募してくださったかというところは実はあまり重要なポイントではありません。

応募する側にメリットがある理由としては下記が挙げられます。

・エージェントの担当者と企業担当者は定期的に情報交換をしているため、記載された求人票の内容以上の情報を持っている

・すでにそのエージェント経由で入社した候補者などがいれば、面接での傾向や対策についてのノウハウを持っているケースもある

・給与交渉をエージェントが行ってくれて、条件が良くなる
可能性もある

・内定を辞退する場合についても企業への直接連絡が必要ない

例えば給与条件が自分の希望に届かなかった場合、自分で企業に交渉をするのは骨が折れることですよね。
間にエージェントが入って調整することにより、複数内定が出ている場合などは他社条件に合わせて条件が良くなったりするケースも多々あります。

 エージェント選びのコツとして、企業側の心理としては登録者数が多い=良い人材と会える可能性が高くなるということで、大手エージェントと契約している会社はかなり多いです。

そこから「ハイクラス」であったり、「外資系専門」とか専門性のあるエージェントとも枝分かれして契約していくイメージなので、まずは大手と呼ばれるところに登録をしておけば間違いはないと思います。

リクルートエージェント

パソナキャリア

まとめ

以上、面接編でした。
面接は何度受けても緊張しますが、適度な緊張感を持ちつつ、そして自分をよく見せようとしすぎず、等身大かつ自分の言葉で話すことが大切かなと思います・・・!

また、これまでしっかり業務をこなしてきた方であれば仕事の話は自然と具体例を伴ってくると思いますし、数値で説得力のある話も出来るかと思います。
これまでの自分の経験を洗い出して、エピソードを引き出しに持っておくと対応ができそうですね。

次回は韓国語のアルバイト探しについてもまとめたいと思います。
それでは、안녕히 계세요~!

よろしければ応募書類作成編も見てみて下さい!

韓国系企業勤務が教える!韓国語を活かして転職する方法【応募書類作成編】

2022年10月10日