簡単なようで意外と奥が深い韓国語の助詞!
「~と」を表す助詞はなんと5つもあります。
今日は「~と(와/과・하고・랑/이랑)」の
使い分けについてまとめました。
와/과の使い方
「~と」を表す와/과ですが、どちらを使うかはこの助詞の前にくる単語のパッチムの有無で決まります。
いつもパッチムの説明で使う
雑この上ない図でㅋ 解説しますね。
このパッチムが助詞の前にあるかないかで
使う助詞が変わります。
パッチム有 | 과 |
パッチム無 | 와 |
彼女とあなた
당신과 그녀
あなたと彼女
また、この와/과は文章体で主に使われます。
韓国語能力試験(TOPIK)などの作文作成で
「~と」を使う機会があったら、この와/과を
使いましょう!
랑/이랑の使い方
랑/이랑も同様にパッチムの有無で
どちらを使うかが決まります。
パッチム有 | 이랑 |
パッチム無 | 랑 |
(私と一緒に行く?)
아메리카노랑 치즈케익이랑 사 왔어.
(アメリカ―ノとチーズケーキを買ってきたよ。)
랑/이랑は会話体、話し言葉で主に使います。
後述するもう一つの「~と」である「하고」と
同じ意味となりますが、実際に韓国での生活で
感じたニュアンスとしてはレストランや
カフェ等でいくつもメニューを注文するときに
「~랑,~이랑」を皆よく使っていました。
하고の使い方
하고は랑/이랑と同じように
会話体・話し言葉として使う
「~と」です。
ただ、하고はパッチムの有無に関係なく
使うことができます。
パッチム有無関係なし | 하고 |
(クッキーとマカロンどっちが好き?)
랑/이랑と하고の使い分けは?
文章体と会話体で使う助詞が
違うということはわかったとして
「랑/이랑と하고はどう使い分ければいいの?」
と思いますよね?
答えとしては
「伝わりやすいほう・言いやすいほう」
を使えばOKです!
例えば「本とペン」と言いたいときに
・책하고 펜(チェッカゴ ペン)
の二つだと、下の하고を使うと
若干言いにくいし、相手にも伝わりにくい
気がしませんか?
カタカナで書くとわかりにくいですが
ㄱとㅎが合わさると激音化するので
発音を気を付ける必要があります。
会話は相手に伝わることが第一なので
自分でも言いやすく、相手にも伝わるように
言えることが重要ですね!
まとめ
以上、韓国語の助詞「~と」の違いと
使い方についてでした。
韓国語を始めたばかりの頃は
「와/과はどっちがパッチム有だったっけ!?」
とこんがらがることが多くありました。
私の場合は好きな歌手の曲のタイトルに와が
使われているのを見つけて、それを思い出して
判断するようにしていました。
この覚え方、オススメです^^
ぜひ試してみて下さいね。
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