アンニョンハセヨ!
「1週間で攻略!韓国語初心者入門」の3日目です。
今日は「ハングル文字を読む(パッチム編)」をやっていきます。
韓国語初心者入門一週間のプログラムはこちらです。
0日目:知っておきたいハングルの基礎知識
1日目:ハングル文字を読む(子音・母音編)
2日目:ハングル文字を読む(合成母音編)
3日目:ハングル文字を読む(パッチム編)
4日目:自分の名前をハングルで書いてみる
5日目:必ず覚えておきたい基本単語ドリル
6日目:韓国語の基本挨拶フレーズ20選
7日目:総復習ドリル
パッチムとは
子音と母音の下、黄緑色の部分にくるものをパッチム(받침)と言います。
文字の最後の音をあらわすので終声(しゅうせい)ともいわれています。
パッチム一覧表
パッチムは全部で27個ありますが、発音は7通りです。
パッチムの発音
韓国語ではパッチムまでを1音節として発音します。
※音節=ひとまとまりの音
シ(si)ム(mu)と発音しては2音節になってしまうので
ㅁ(m)の発音の際に口をしっかり閉じて ひとまとまりの言葉として発音をすると
1音節できれいな発音ができます。
身近な例で言うと、日本語では“キムチ”は
キ(ki)・ム(mu)・チ(chi)と3音節の発音になりますが
韓国語では2音節です。
김(kim)・치(chi)
パッチムまで1音節を意識して発音するようにしてみましょう。
パッチムと連音化
韓国語には連音化(リエゾン)という発音変化があります。
連音化とは音がつながって発音されることです。
例えば英語で pick up は[ピカップ]と発音されます。
つながって発音されることで
ピック・アップと言うよりも
スムーズに発音ができるようになっています。
同じような音の変化が韓国語でも起こります。
音楽はウマク
言語はオノ
と発音します。
連音化の条件
パッチムの次に来るのがㅇ以外の場合は
基本的に連音化は起こりません。
※例外として次にㅎが来る場合にも連音化が起こりますが、同時に激音化という変化も起こります。
激音化についてはこちらで詳しく解説しています。
パッチムがㅇの場合の発音
パッチムがㅇの場合はどのように発音するでしょうか?
様々なパッチムの発音規則
以上が基本的なパッチムのルールですが
ただ、韓国語には様々な発音規則が存在します。
・激音化
・口蓋音化
・流音化
などなど
そして、発音規則はハングル能力検定試験でもよく出題される問題です。
ハングル検定の対策用ですが
こちらの2つの記事にパッチムの発音規則について
詳しく記載しています。
まとめ
1日目の子音と母音、2日目の合成母音に続き
パッチムを学習しました。
パッチムまで覚えれば、例え意味は分からなくても
ハングル文字は読めるようになっていると思います。
今回は連音化の練習問題を用意しましたので
よろしければ解いてみて下さい。
続いて4日目は「ハングルで自分の名前を書いてみる」編です。
同じ文字でも違うハングルを使う場合がある等
意外と知らないかも?というルールをまとめています。
その他ページについてはこちらからどうぞ!
0日目:知っておきたいハングルの基礎知識
1日目:ハングル文字を読む(子音・母音編)
2日目:ハングル文字を読む(合成母音編)
3日目:ハングル文字を読む(パッチム編)
4日目:自分の名前をハングルで書いてみる
5日目:必ず覚えておきたい基本単語ドリル
6日目:韓国語の基本挨拶フレーズ20選
7日目:総復習ドリル