アンニョンハセヨ!
「1週間で攻略!韓国語初心者入門」の4日目です。
今日は「ハングルで自分の名前を書く」
をやっていきたいと思います。
名前を書くときに気を付けたいポイントが7つあります。
一つ一つチェックしていき、正しく自分の名前を書いていきましょう!
韓国語初心者入門一週間のプログラムはこちらです。
0日目:知っておきたいハングルの基礎知識
1日目:ハングル文字を読む(子音・母音編)
2日目:ハングル文字を読む(合成母音編)
3日目:ハングル文字を読む(パッチム編)
4日目:自分の名前をハングルで書いてみる
5日目:必ず覚えておきたい基本単語ドリル
6日目:韓国語の基本挨拶フレーズ20選
7日目:総復習ドリル
1.名前には平音もしくは激音を用いる
1日目にやった平音・激音を覚えていますでしょうか?
この平音もしくは激音を用いて名前を表現します。
濃音は基本的に使いません。
2.使う母音の種類
基本的には下記の母音を使います。
あ→「ㅏ」
い→「ㅣ」
う→「ㅜ」
え→「ㅔ」
お→「ㅗ」
や→「ㅑ」
ゆ→「ㅠ」
よ→「ㅛ」
わ→「와」
日本語では同じカナ表記でも
「ㅓ」「ㅕ」「ㅡ」「ㅐ」等は使わないので
ぜひ覚えておいてください!
3.一文字目は濁らない、二文字目以降は濁る

濁点についてです。
ハングルの平音(ㄱ・ㄷ・ㅂ・ㅈ)には
「語頭は濁らず、語中は濁る」という
発音のルールがあります。
가게(お店)→カゲ
당당(堂々)→タンダン
これを踏まえていくつかの名前を
書いてみます。
久保(くぼ)→구보
多田(ただ)→다다
吉田(よしだ)→요시다
このように濁点の付くものは平音で書き表します。
濁らない音は激音で表現
では、濁点のない音を表現するには
どうすればよいでしょうか?
この場合には激音を使います。
田中(たなか)→다나카
池田(いけだ)→이케다
平田(ひらた)→히라타
高橋(たかはし)→다카하시
よって、同じ文字でも語頭と語中にあるかの違いで別の字を当てる必要があることに注意してください。
金井美香(かないみか)
→가나이 미카
濁点で始まる名前の場合は?
例えば、坂東(ばんどう)さんや馬場(ばば)さんなど、濁点で始まる名前の場合もありますよね。
その場合には
반도
바바
のように平音で書きます。
最初はパンドやパバと呼ばれてしまうかも知れませんが
始めの文字から濁点が付くことを相手に伝えましょう。
4.長音符(のばし棒)の「う」「お」は表現しない

例えば佐藤は文字にすると【さとう】ですが、
発音する時には【さとー】
と後ろを伸ばして発音すると思います。
ハングルではこの長音符(のばし棒)の
「う」と「お」を表現しないのが一般的です。
なので、佐藤は사토と書きます。
사토우と書いても決して間違いではありませんが
사토우よりも사토のほうが私たちが普段口にする音に
近いですよね。
発音に近い表記をするほうが違和感なく呼んでもらえると思います。
例
内藤(ないとう)=나이토
祥子(しょうこ)=쇼코
太田(おおた)=오타
大阪(おおさか)=오사카
5.「ん」を表現するには「ㄴ」を使う
名前に「ん」の字が入っている人も多いかと思います。
「ん」の字は「ㄴ」を使って表現します。
例
安藤(あんどう)=안도
健太(けんた)=켄타
環奈(かんな)=칸나
6.「ざ」と「つ」のハングル表現について
ハングルには日本語の「ざ」と「つ」に当たる文字がありませんので、音の近い文字で代用します。
「ざ」→자
「つ」→쓰 もしくは 츠
「ざ」については、자に置き換えて使います。
「つ」については韓国の国立国語院という
外国語表記法などを定めている機関が
「つ」の文字には「쓰」を
あてるように制定しました。
なので「쓰」を用いるのが正式ではありますが
韓国の国内でもまだ츠を使ったり쓰を使ったりと
曖昧なままになっている部分もあります。
どちらを使っても間違いにはなりませんが
正式に制定がされたのであれば
今後は「쓰」の表記が増えていくかなと個人的には思います。
同じ松坂(まつざか)でも表記が違う例
(Wikipediaより)
7.小さい「っ」には「ㅅ」を使う
https://m.yes24.com/Goods/Detail/38469288
名前に小さい「っ」が入っている方もいらっしゃると思います。
この場合には「ㅅ」を使って表現します。
別所(べっしょ)=벳쇼
哲平(てっぺい)=텟페이
日本の地名を表すときにもよく使われます。
北海道=홋카이도
札幌=삿포로
四日市=욧카이치
以上の7つが名前を書く時のポイントになります。
上記を参考にぜひハングルで自分の名前を書いてみて下さいね。
続いて5日目は
「必ず覚えておきたい基本単語ドリル」です。
問題形式で単語を覚えられるように
まとめています。
その他のページについてはこちらをどうぞ!
0日目:知っておきたいハングルの基礎知識
1日目:ハングル文字を読む(子音・母音編)
2日目:ハングル文字を読む(合成母音編)
3日目:ハングル文字を読む(パッチム編)
4日目:自分の名前をハングルで書いてみる
5日目:必ず覚えておきたい基本単語ドリル
6日目:韓国語の基本挨拶フレーズ20選
7日目:総復習ドリル