韓国語で「舐める」はどう使う?핥다の活用や発音を解説

アンニョンハセヨ!
今日は韓国語の「핥다(ハタ)/舐める」についてまとめたいと思います。
発音がわかりにくい言葉の一つだと思いますので、発音についても解説していきます。



핥다の意味解説


핥다は「舐める」の意で、舌先でなでるように触れることを意味します。
写真のように犬や猫が手を舐めたり、人が飴やアイスクリームを食べたりするときに使う動詞です。

相手を馬鹿にしたり、軽んじたりする時の「なめる」「なめてかかる」はまた別の言葉になりますので、混同しないようにお気を付けください。

핥다の活用

【핥-】다を取りそのまま使う形

핥다の語尾である-다を取って活用するパターンを4つピックアップしました。

1.です・ます(ㅂ니다/습니다体)
핥습니다(ハニダ)/舐めます

2.意思・推量(겠)
핥겠습니다(ハケッスニダ)/舐めます
핥겠어요(ハケッソヨ)/舐めます

3.並列・連結(-고)
핥고(ハコ)/舐めて

例文
사탕을 핥고 일단 공부를 쉬었다
飴を舐めて、一旦勉強を休んだ

핥고 있다 舐めている
핥고 싶다 舐めたい
なども-고の形で適用できます。

4.否定(-지 않다)
핥지 않습니다(ハチ アンスニダ)舐めません
핥지 않아요(ハチ アナヨ)舐めません

【핥아ー】아/어の活用形

1.です・ます(해요体)
핥아요(ハタヨ)舐めます

2.でした・ました(해요体の過去形)
핥았어요(ハタッソヨ)/舐めました

3.命令(-라)
핥아라(ハタラ)舐めなさい

補助用言「핥아 먹다」
補助用言とは「知っている」や「行ってもらう」など別の動詞の後について意味を補う動詞のことを言います。

핥다の後で最も使われる補助用言は「먹다/食べる」で、ソフトクリームなどを舐めながら食べる様子は핥아 먹다(ハルタモクタ)/舐めて食べると表現します。

現在・過去・未来連体形

連体形とは体言(主に名詞)につなげるための動詞・形容詞の形のことです。
美しい+人
教える+先生
食べる+理由 など

【現在連体形】
핥는(ハルン 할른)/舐める
※パッチムが「ㄹ」で次の文字の子音が「ㄴ」の場合、子音の発音が「ㄹ」に変化するので注意

例文
강아지가 사람을 핥는 이유
犬が人を舐める理由

【過去連体形】
핥은(ハトゥン)/舐めた

例文
목숨 걸고 핥은 달고나
命をかけて舐めたタルゴナ
※イカゲーム参照です

【未来連体形】
핥을(ハトゥル)/舐める

例文
고양이가 새끼를 핥을 때
猫が子猫を舐めるとき

 

仮定(ー면)、尊敬(-시)

~たら、れば(仮定形)
핥으면(ハトゥミョン)/舐めたら

~られる、なさる(尊敬語)
핥으세요(ハトゥセヨ)/舐めて下さい

핥다の活用一覧表

(습니다体) 핥습니다(ハニダ)舐めます
(意思・推量 -겠) 핥겠습니다(ハケッスニダ)舐めます
(連結 -고) 핥고(ハコ)舐めて
-고 있다,-고 싶다などにも
(否定 -지 않다) 핥지 않아요(ハチアナヨ)舐めません
핥아 (해요体) 핥아요(ハタヨ)舐めます
(命令 -라) 핥아라(ハタラ)舐めなさい
(過去形) 핥았다(ハタッタ)舐めた
핥으 (仮定 -면) 핥으면(ハトゥミョン)舐めたら
(尊敬 -시) 핥으세요(ハトゥセヨ)舐めて下さい
핥는 (現在連用 -는) 핥는(ハルン)ー이유 舐める理由
핥은 (過去連用 -ㄴ/은) 핥은(ハトゥン)ー손 舐めた手
핥을 (未来連用 -ㄹ/을) 핥을(ハトゥル)ー때 舐めるとき

まとめ

以上、핥다の活用でした。
パッチムの部分が二つあるので、見るからに読みにくそうだなと感じてしまう動詞ですよね。

異なるパッチム2つで構成されているものを二重パッチム(겹받침/ギョッパチと言います。
二重パッチムの読み方は例外もありますが、カナダラで早い方を読むことが多いです。
今後二重パッチムについては別の記事でまとめたいと思います!

ご覧いただきありがとうございました。
それではまた、안녕히 계세요~!