アンニョンハセヨ!
「一週間で攻略!韓国語初心者入門」の1日目です。
今日は「ハングル文字を読んでみよう」を進めていきたいと思います。
全体のメニューはこちら!
0日目:知っておきたいハングルの基礎知識
1日目:ハングル文字を読む(子音・母音編)←TODAY
2日目:ハングル文字を読む(合成母音編)
3日目:ハングル文字を読む(パッチム編)
4日目:自分の名前をハングルで書いてみる
5日目:必ず覚えておきたい基本単語ドリル
6日目:韓国語の基本挨拶フレーズ20選
7日目:総復習ドリル
ハングルの仕組み
0日目でハングルの仕組みについて触れた通り、ハングル文字は「子音と母音」もしくは「子音と母音とパッチム」を組み合わせて表現します。
これから子音・母音について解説をしていきたいと思います。
パッチムについては3日目に取り上げます。
子音を読んでみる
韓国語の子音には平音(へいおん)・激音(げきおん)・濃音(のうおん)という三種類の子音の種類があります。
全部で19の子音があります。
読み方を表で下にまとめました。
平音9音
平音・激音・濃音の違いは声の出し方(息の強弱)です。
平音は名前の通り平常な時の音で、発音する際には息の強弱を考えずにいつも通りの発音で問題ありません。
平音読み方のコツ
ハングルの平音を読む際に「語頭では濁らず、語中では濁る」というルールがあります。
例えば「가게」という単語(韓国語でお店の意味)があります。
単語のはじめは濁らないので「가=か」と発音し、次の語である「게」は「게=げ」と濁点がつくように発音するので「가게=カゲ」が正解となります。
例外はありますが「語頭では濁らず、語中では濁る」が読み方の基本なので、これは必ず覚えておいてください!
気を付けたい平音の発音
よくアナウンサーなどは助詞の「が」を鼻に抜けるように発音しますよね。 韓国語では、このような鼻に抜ける「が」では 「가」の発音にはならず別の音に聞こえてしまいます。 激音は文字からイメージの通り、少し強めに息を出して発音します。 よく使われる方法としては、口から10センチくらいのところにティッシュを持ってきて、それを揺らすように発音をします。 ↑ 一番お手軽な激音発音練習方法なのでぜひ試してみて下さい! 濃音は激音とは反対に息を極力出さずに発音する音です。 「はっぱ」「みっか」「らっこ」などを発音する際に、「っ」のところで少し喉の奥を締める動きがあると思います。 続いては母音を勉強していきます。 「お」「よ」「う」が2つもある!?って思いますよね。 日本語では使い分ける必要がありませんでしたが、韓国語では同じ「お」でも発音が異なり使い分ける必要があります。 この動画が口の形がとても分かりやすいです。 한국어 모음학습:韓国語 母音学習
平音は比較的簡単な発音ですが、気を付けたいポイントがひとつあります。
「が」の手前に小さな「ん」が入るような発音です。
ㄱ行を発音する際には息が鼻から抜けないように しっかりと声を出すようにするのがポイントです!激音5音
激音を発音するコツ
濃音5音
たぶん平音・激音・濃音の中で一番難しいのが濃音だと個人的には思っています。濃音を発音するコツ
そのように、小さい「っ」が前に入っているようなイメージで発音をするとうまくいきやすいです。母音を読んでみる
ハングルの母音には基本母音と合成母音(二重母音)という2つの母音があります。
合成母音については2日目にやりますので、今日は基本母音10音を覚えていきましょう。
16秒あたりから発音と口の形を確認できます。
発音のポイント
気を付けたい7つをピックアップしました。
上の動画と合わせて確認してみて下さい。
ㅓ(お):小さく「あ」を言う口の形で「お」と発音
ㅕ(よ):小さく「あ」を言う口の形で「よ」と発音
ㅗ(お):唇を突き出し「お」と発音
ㅛ(よ):唇を突き出し「よ」と発音
ㅜ(う):唇を突き出し「う」と発音
ㅠ(ゆ):唇を突き出し「ゆ」と発音
ㅡ(う):口を軽く横に開き「い」を言う形で「う」と発音
子音と母音の覚え方のコツ
ノートに書く、口に出すなど様々な暗記法があると思いますが、私のおすすめは歌で覚える方法です。
歌にのせて覚えると、メロディーが頭に残るので記憶に残りやすくていいですよ!
下記の2つは子供向けの動画で、2つ見ても合わせて3分ほどですが、1日1回1週間繰り返し見ればカナダラ順や母音がスッと出てくるようになると思います。
子音を覚えられる動画
歌詞和訳
가나다 말놀이(カナダ言葉遊び)
ㄱ:ザリガニがカカカ ダンスを踊るよカカカ
ㄴ:蝶がナナナ はたはたとナナナ
ㄷ:リスがタタタ 走るよタタタ
ㄹ:ゴリラがラララ 歌うよラララ
ㅁ:魔法使いがマママ 魔法でマママ
ㅂ:アシカ パババ 拍手してパババ
ㅅ:ライオンがサササ 軽やかにサササ
ㅇ:赤ちゃん熊がアアア ターザンみたいにアアア
ㅈ:すっぽんがチャチャチャ 磁石を背負ってチャチャチャ
ㅊ:はしご車チャチャチャ 出動するよチャチャチャ
ㅋ:カメレオン カカカ 歯を磨くよカカカ
ㅌ:チーターがタタタ ギター弾きながらタタタ
ㅍ:青い鳥がパパパ 波にのりパパパ
ㅎ:カバがハハハ 大きく笑うよハハハ
子音は平音・激音・濃音の19音と説明をさせて頂きましたが、平音・激音の14音が「基本の子音」とされていて、この動画のように基本の子音だけで構成されているものが多いです。
ですが、平音・激音・濃音でまとめて覚えてしまったほうが楽かなと思うので当サイトでは子音19音としてまとめています。
母音を覚えられる動画
題:プミとハングルやっほー ハングルソング
こちらは特に訳さなくても大丈夫かなと…(母音しか言っていないので)
ぜひ動画を活用して子音と母音を覚えてみて下さい!
まとめ
以上が1日目の「ハングルを読んでみよう」でした。
PDFで確認テストを用意してみましたので、ぜひ使ってみて下さい。
1枚に問題と答えを記載しています。
切り取り線のようなものを付けましたので、そこを折って解答が見えないようにすると便利かな…と思います。
(印刷が前提なので使いにくかったらごめんなさい…)
PDF:1日目確認テスト
次回の韓国語初心者入門ー2日目ーでは
「合成母音の読み方」を取り上げています。
よろしければ見てみて下さい。
その他のページについてはこちらよりどうぞ!
0日目:知っておきたいハングルの基礎知識
1日目:ハングル文字を読む(子音・母音編)
2日目:ハングル文字を読む(合成母音編)
3日目:ハングル文字を読む(パッチム編)
4日目:自分の名前をハングルで書いてみる
5日目:必ず覚えておきたい基本単語ドリル
6日目:韓国語の基本挨拶フレーズ20選
7日目:総復習ドリル