「一週間で攻略!韓国語初心者入門」の2日目です。
今日は合成母音について勉強していきたいと思います。
一週間のプログラムはこちら
0日目:知っておきたいハングルの基礎知識
1日目:ハングル文字を読む(子音・母音編)
2日目:ハングル文字を読む(合成母音編)
3日目:ハングル文字を読む(パッチム編)
4日目:自分の名前をハングルで書いてみる
5日目:必ず覚えておきたい基本単語ドリル
6日目:韓国語の基本挨拶フレーズ20選
7日目:総復習ドリル
合成母音とは?
1日目に覚えたのが子音と基本の母音でした。
基本母音を組み合わせて作った母音を合成母音といいます。
人によっては複合母音や二重母音という言い方をしている場合もあります。
合成母音の一覧表はこちらです。
またまた同じ読みのものがたくさん出てきました!
発音方法を見ていきます。
合成母音の発音
発音についてはこの動画がとても分かりやすいです。
発音のポイント
「애」と「에」の違い
에(え):애より口を開く大きさは小さく、舌の位置も少し後ろに下がる。애よりも奥から声が出る感じ。
しかし、韓国国内でもこの区別がつかない人も多くなっているそうで、使い分けない事も多いです。
どちらも日本語と同じ「え」として
発音してしまっても問題はありません。
それでも使い分けないと困るときがありますよね。
例えば
내(ネ:わたし)と네(ネ:あなた)
は一緒の発音では伝わりません。
この場合、韓国では
네を니(ニ)と置き換えて発音したりします。
もしかしたらドラマや会話で니가(ニガ:あなたが)という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これは、내가(ネガ:私が)と네가(ネガ:あなたが)がわかりづらいので、니가(ニガ)と言うことではっきり区別できるように話しているからなのです。
参考までにこんな感じで使われてます。
반석(パンソク)の「니가 밉다(君が憎い)」
結構いい曲なんだな…!
「얘」と「예」の違い
얘(いぇ):애の発音の前に「い」を挿入して「いぇ」。言い終わった後の口の形は애と同じ。
예(いぇ):얘よりも口を開く大きさは小さく、舌の位置も少し後ろに下がる。言い終わったとの口の形は에と同じ。
この2つの語も現在の韓国ではあまり区別されていないのが現状のようです。
ㅘ・ㅙ・ㅝ・ㅞ・ㅟ・ㅢの発音
これを見ると「難しそう…」ってなりませんか?
折角ハングルが読めるようになってきたのに
「なんか厄介なの出てきた…」って当時の私は思いました(笑)
でも実はこれ、すごく簡単に読めます。
「縮めて一気に読む」と覚えればいいのです。
例えば와(わ)という文字の子音は「ㅗ」と「ㅏ」で構成されています。
「お」と「あ」を続けて早く言ってみると「わ」になりますよね。
その原理で、口を瞬時に「ㅗ」「ㅏ」と変えながら「わ」と読みます。
このように読んでいくと
表記上は同じ「うぇ」だったとしても
口の形が違い、発音が少し異なることが
分かるかと思います。
この発音方法だと当てはまらないのは
ㅚ(うぇ)です。
「ㅗ:お」と「ㅣ:い」が合わさっている合成母音ですが、発音は「うぇ」となりますので少し注意が必要です。
「うぇ」と発音しつつ、「ㅗ」の口の形の後に口角をぐっと上げるときれいな「ㅚ」の発音になります。
まとめ:確認テスト
以上が合成母音の読み方になります。
一見ややこしいように見えますが 合成母音は基本母音を合わせて作られたものなので 基本母音の読みをしっかり覚えていれば応用ですぐに読めるようになると思います。
またPDFで確認テストを用意してみましたので
よろしければ解いてみて下さい。
3日目はパッチム編に続きます。
パッチムの種類や発音のコツがわかります。
その他のページについてはこちらからどうぞ!
0日目:知っておきたいハングルの基礎知識
1日目:ハングル文字を読む(子音・母音編)
2日目:ハングル文字を読む(合成母音編)
3日目:ハングル文字を読む(パッチム編)
4日目:自分の名前をハングルで書いてみる
5日目:必ず覚えておきたい基本単語ドリル
6日目:韓国語の基本挨拶フレーズ20選
7日目:総復習ドリル