今日は韓国語のㄹ変則活用について
勉強していきたいと思います。
ㄹ変則とは?
ㄹで終わる用言の後ろに特定の子音が
来た場合にㄹが脱落する法則。
例:살다(住む)+ㅂ니다=삽니다
르変則が起こる5つの条件
上記のように直後に
〈ㅅ・ㅂ・오・(ㄹ)・ㄴ〉が続くと
ㄹパッチムが脱落するので語呂よく
“スポーンの法則”というように
呼ばれることも多いです。
今日は살다(住む)を例に具体例で
〈ㅅ・ㅂ・오・(ㄹ)・ㄴ〉を
見ていきましょう!
始めはスポーンのス(ㅅ)について。
尊敬の시を付けます。
살다+세요=사세요
次はスポーンのP(ㅂ)についてです。
ㅂ니다(~ます)を付けます。
살다+ㅂ니다=삽니다
続いてㄹがパッチムの後に-오が続く場合です。
ただ、-오(です・ます)という表現は
会話においてはあまり使われない表現となっています。
書き言葉として、お店のドアなどに
당기시오(引いてください)
미시오(押してください)と書かれていたり
禁止の表現として看板などに
사진을 찍지 마시오(写真を撮らないでください)
손대지 마시오(手を触れないでください)
というように使われています。
あまり使わないかもしれませんが
ㄹ変則に該当しますので、念のため
살다で例をあげます!
살다+오=사오(住みます)
次はㄹパッチムの後に(ㄹ)が続く場合です。
あえて(ㄹ)というようにカッコ書きを
しているのは直後に続くのが
ㄹパッチムの場合のみㄹが脱落するからです。
-ㄹ 수 있다=(~できる)
살다+ㄹ 수 있다=살 수 있다
-ㄹ 걸(~すればよかった)
살다+ㄹ걸=살걸
ㄹが脱落しない場合(子音のㄹ)
パッチムとしてではなく、子音として
ㄹが直後にくる場合にはㄹパッチムの
脱落は起こらないので注意が必要です。
-려면(~するには)
살다+려면=살려면
-려고(~しようと)
살다+려고=살려고
最後はㄹパッチムの後にㄴが続く場合です。
子音でもパッチムでもㄹが脱落します。
-는(連体形)
살다+는=사는(住む~)
-ㄴ(過去形)
살다+ㄴ=산(住んだ~)
ㄹ変則の用言例
살다(住む)
팔다(売る)
놀다(遊ぶ)
열다(開く)
알다(知る)
울다(泣く)
멀다(遠い)
만들다(作る)
・많이 파세요.
たくさん売ってください。
(買い物が終わったあとに店員さんにする挨拶。決まり文句のようなもの。)
・일본어 아는 분 계세요?
日本語の分かる方いらっしゃいますか?
・아기가 우는 소리가 들린다.
赤ちゃんの泣く声が聞こえる。
・친한 친구가 먼 곳에 이사해벼렸다.
親しい友人が遠い所へ引っ越してしまった。
以上、今日はㄹ変則についてまとめました。
これで変則活用編は終了です!
韓国語には本当に変則活用がたくさんありますね。
少しずつ覚えていきましょう!